5月9日注目の当ニュースはこちらより
ニュースの要約
要点1:「母の日」向け広告が議論を呼ぶ
JR東京駅の商業施設「グランスタ東京」の「母の日」向け広告が、SNS上で議論を呼びました。広告には、「こどもに帰ろう」というキャッチコピーと、きっぷを模したデザインが描かれていました。
要点2:記載フレーズに違和感の声
ユーザーの中には、「”ずっと小児”に異常さを感じる」「”こどもに帰ろう”がキツい」など、記載文言に違和感を持つ声が上がりました。
要点3:運営会社、広告を撤去
施設を運営するJR東日本クロスステーションデベロップメントカンパニーは、「違和感を覚える方もいらっしゃった」と認識。5月1日に広告を撤去されたことを明かしました。
ネット上の声
違和感をおぼえ、わざわざクレームをつけたりSNSなどで批判した人の数はどれくらいなのでしょう。 親にとって子どもは何歳になっても子どもなのではないですか? 子どもにとって親は何歳になっても親です。 もちろん、そういう親子関係ではない人たちもいるでしょうけど、多くの人が共感できる内容なら広告としてOKなのでは? むしろ、すべての人に共感される広告など、不可能でしょう。 少数の大声で謝罪したり撤去したりしていたら、そのうちなーんにもできなくなりますよ。 私は幼いころに母を亡くしているけれど、母の日については「元気なうちに親孝行しておきなさい。顔をみせるだけ、電話をするだけでも良いから!」と思うし、こういう広告を見ても嫌な感情など抱かない。
たまに実家の母親を買い物などに連れて行くと『何か欲しい物ない?』などと何か買ってくれようとする。 最近顕著に私の世話をしたがるようになってきた。 年老いてきて誰かの世話になる事が増えてきた中、母親として娘の世話をやきたくなってきたのだろうか。 と、私の勝手な推測かもしれないが。 ある日スーパーで買い物中に『ママこれ買って』と子供のように言ってポテトチップスをおねだりしてみた。 (普段私は母親をママなんて呼ばない) 笑いながら嬉しそうにカゴにポテチを入れて買ってくれた。 人それぞれかもしれないが、心の奥底で母親は我が子をずっと子供だと思いたい気持ちがあるのではないのだろうか。 子供に帰るのも親孝行の一つなのでは?と思った最近の出来事。 このポスターもそんな自分からしたら何の違和感も感じない。
まとめ
JR東京駅の商業施設「グランスタ東京」が告知した「母の日」版本広告が引き起こした波紋。
特定のフレーズが、公衆の間で違和感となり、議論を呼びました。この事態を受けて運営企業は広告を撤去。
広告は見た目だけでなく、その中に込められたメッセージが、どのように受け取られ、理解されるかが重要であるということを改めて認識させられる出来事となりました。